2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

金融商品取引法コンメンタールなどを購入しました

相変わらずいろいろと本を購入しています。 法律関係の本は増刷されることがない場合が多く,最初に刷ったら絶版になることがよくあるという印象を持っています。買う人が限られているから仕方ないのでしょう。 特にコンメンタール・注釈系の本はこの傾向が…

東京高等裁判所・東京家庭裁判所へ出張

期日があったため,午後から東京高等裁判所・東京家庭裁判所に出張してきました。 東京高裁の案件は,訴訟になって数年がたっている事件で事件も相当複雑なため,訴訟資料がかなりの量になっています。 しかしこれだけの量だと鞄で持ち運ぶだけでも一苦労で…

総務省で政治資金監査についての研修を受けてきました

総務省に研修のため出張してきました。 午後いっぱい,政治資金監査についての研修です。

土浦で法曹三者協議会

水戸地方裁判所土浦支部,龍ケ崎支部および麻生支部管轄の裁判官・弁護士・検察官が実務的な問題点を協議する,法曹三者協議会に出席してきました。 といっても,午後の依頼者の方との打ち合わせが4時間ほどかかったため,最初からは参加できませんでしたが…

日本商工会議所の全国紙「月刊 石垣」に寄稿しました

日本商工会議所の全国紙「月刊 石垣」に掲載されている「会社の法律 Q&A」の執筆をさせていただきました。ありがとうございます。 民事の話がほとんどと編集者の方にお聞きしたため,刑事事件について書かせていただきました。 来月号も引き続き,掲載し…

トラックが交通事故で壊れた場合,その価値をどう算定するのか(結論:現実の使用可能年数を基準とする)

交通事故によって,会社で使用しているトラックが全損になってしまった場合,過失割合(トラック側のミスの度合い)が0だとすれば,そのトラックの価値と同額の金銭を賠償してもらうこととなります。 では,「トラックの価値」はどうやって決めればよいので…

不貞行為の立証はどこまで必要か

離婚が問題となるとき,夫婦の一方の不貞行為,いわゆる不倫関係が原因となることは多々あります。 不貞行為とは,「自由な意思に基づいて,配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」をいいます。 では,この「不貞行為」について,裁判で争いになった場合,ど…

相続前に相続分以上の贈与を受けていた相続人に,他の相続人は超過部分を返還請求できるか(結論:できない)

被相続人が生存中に多額のお金や不動産の贈与を受けていた相続人がいる場合,相続時に,他の相続人がその相続人に返還請求をすることができるでしょうか。具体的に考えてみましょう。 まず,亡くなったのが被相続人である母のAさん,Aさんの配偶者は既に亡…