離婚

養育費について審判前の保全処分ができるか(結論:できない)・養育費請求前の養育費を支払ってもらえるか(結論:財産分与等で考慮)

家事事件手続法は105条で,審判前の保全処分という手続を定めています。 第105条1項 本案の家事審判事件(家事審判事件に係る事項について家事調停の申立てがあった場合にあっては、その家事調停事件)が係属する家庭裁判所は、この法律の定めるとこ…

裁判離婚による離婚日はいつになるのか(結論:裁判確定日)

離婚届を提出して離婚した場合は届出日が離婚の日となります。 また,家庭裁判所の調停により離婚した場合,調停成立日が離婚の日となります。 では,裁判を経て判決主文に離婚が記載されて離婚する場合は,いつが離婚の日となるのでしょうか。 裁判所の判決…

「単身赴任」は離婚破綻の判断要素となる「別居」にあたるか?(結論:あたらない)

夫婦どちらかが単身赴任している場合に,離婚破綻の判断要素となる「別居」にあたるのかについて,インターネットではあまり根拠を示さず「あたらない」としているサイトがままみられます。 これにはきちんと根拠があります。それは平成八年二月二十六日に法…

法律書籍

なかなか忙しく、仕事をたくさんしている気がします。 今月も本を買いました。ご相談に対して、最新の内容で正確なお答えをするよう心がけています。

家裁実務懇談会

午前中に龍ケ崎の裁判所の予定を済ませた後、水戸で家庭裁判所と弁護士会の懇談会に出席しています。

本を買いました

本を注文しました。 事務所の本は適宜電子化していますが、買う量も多いのでなかなか電子化が追いつきませんね。

東京高等裁判所・東京家庭裁判所へ出張

期日があったため,午後から東京高等裁判所・東京家庭裁判所に出張してきました。 東京高裁の案件は,訴訟になって数年がたっている事件で事件も相当複雑なため,訴訟資料がかなりの量になっています。 しかしこれだけの量だと鞄で持ち運ぶだけでも一苦労で…

不貞行為の立証はどこまで必要か

離婚が問題となるとき,夫婦の一方の不貞行為,いわゆる不倫関係が原因となることは多々あります。 不貞行為とは,「自由な意思に基づいて,配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」をいいます。 では,この「不貞行為」について,裁判で争いになった場合,ど…