「ビジネスで失敗する人の10の法則」読了

ビジネスで失敗する人の10の法則を読み終わりました。

この手の本には珍しく,「成功する方法」ではなく「失敗する方法」に焦点が当てられているのが特徴です。

成功する方法というのは状況や業種,個人の資質によって千差万別ですが,失敗する方法には変わりがないということなのでしょう。

さて,その法則ですが

  1. リスクをとるのを止める
  2. 柔軟性をなくす
  3. 部下を遠ざける
  4. 自分は無謬だと考える
  5. 反則すれすれのところで戦う
  6. 考えるのに時間を使わない
  7. 専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する
  8. 官僚組織を愛する
  9. 一貫性のないメッセージを送る
  10. 将来を恐れる

とあり,補足として
11.仕事への熱意,人生への熱意を失う
という法則があげられています。

ありきたりな書籍と違って,単純ながら耳の痛い内容だと思います。中小企業の経営陣の方にもお勧めです。

とはいえ,こういう本を読もうと思うような方々であれば,それほど心配はいらないと思いますが。

弁護士としては,法則4の「反則すれすれのところで戦う」が一番危険だと感じました。弁護士でも危ない橋を渡り,事件屋と同等になってしまう方もいないわけではありません。

事件屋と弁護士の違いは,法の枠内で目的を達成するかどうかであり,この基準を踏み外すと社会の闇におちることになるので,本当に気をつけないといけません。