当事者の略称の書き方(甲乙丙の次は?)

法律文書では,当事者の方を「甲」「乙」などと文書内で示すことがあります。

通常,法律関係は相対する関係,つまり二人の問題のことが多く,たまに三人目の当事者の方が関係することがあります。「甲」「乙」の次は「丙(へい)」になります。

そして「甲」「乙」「丙」の後に「丁(てい)」,その次は「戊(ぼ)」となります。

では,この後の方の呼称はどうなるのでしょうか。
調べてみたところ,この呼び方は「十干」という古代中国の10の要素の順列であることがわかりました。

「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」の後は,「己(き)」「庚(こう)」「辛(しん)」「壬(じん)」「癸(き)」になるそうです。